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うつし世も夢路となれり春の宵


by shione48
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Roiceとの再開 ~ 第1日目 ~

Roiceとの再開   ~ 第1日目 ~ _c0061862_2339928.jpgGWのなかび2日、なんと有給が取れて10連休!
こんなのイマのカイシャに転職して以来始めて!!!
いやん、嬉しい、どうしよう~∨(*^0^*)∨

こんなに休めるの、転職して初めてだっ!
「休める」ことがとにかく嬉しい!でも、予定は何もない!
うーん、何しようかな~♪・・・結局Ralphと一緒に実家に帰ることに(^^;>

昼頃家を出て帰省土産を買ってから、JRに乗車。
乗り継いだローカル線は帰省ラッシュのはずなのに、各停だったせいか、ガラガラ。
Ralphと向かい合わせのシートに座ったんだけど、さすがに飽きて来たのかちょっと落ち着きがない。もう限界か?!というときにやっと下車駅到着。
やっと外に出て、ガマンしていた滝のようなオシッコをしたRalphはすっきりした顔してた(^^;
そのとき、迎えに来てくれていた父をRalphが発見!
ちゃんと父のことを覚えてて、尻尾を千切れんばかりにパタパタ振って父の顔なめて狂喜乱舞!
イヌって記憶力いいんだねー。母のこともしっかり覚えてたし、RoiceもRalphもお互いの事を覚えてるみたいだった。

とりあえず荷物を置いて、母と一緒にお犬様達のお散歩にGO♪
近くの山まで一時間程歩いたんだけど、母は元気だなぁ!
小柄なカラダで歳なのに、元気矍鑠。
新緑を体いっぱいに吸い込み、散歩の途中に山野草を愛でたり採ったり、とても楽しかった。
田舎ってなんでこんなに空気が甘いんだろうね~?!
Roiceとの再開   ~ 第1日目 ~ _c0061862_2351631.jpg
RalphとRoiceはちゃんと仲良く散歩でき、どっちかが遅くなると来るまで後ろ振り返って待っている。賢いねー!  ←オヤバカ?

暫く二人を車庫の柱に繋いでいたら、Ralphが珍しく遊びの誘いポーズをして、Roiceと相撲を始めだした!
Roiceとの再開   ~ 第1日目 ~ _c0061862_23275835.jpg
う~~~ん、
二人がまた仲良くなってきて嬉いんだけど、
腰に良くないから、お相撲は止めなさぁ~いっ!

そんなこんなで4泊5日の実家滞在が始まった。
Roiceはアトリエから部屋に入れないようにしているから、前回の滞在時はRalphが部屋の中にいると気になるのか一晩中鳴いていたんだけど、今回は鳴かなくなっている!
どうやら、アトリエは彼の陣地らしく、アトリエにRalphが入ろうとすると猛攻撃。
でも部屋の中はあきらめた?らしい。
おおお!夜、静かに寝れるようになったなんて!すごい!!!

Roiceを愛情たっぷりに育ててくれている両親や弟、のおかげだなあ。
一年前とは別人になっているんだもの、ありがたいな。。。

 ~*~*~*~

昨年、新居に入って二日目から、Roiceは色んなストレスが一気に出たらしく、Ralphへの猛攻撃をするようになってしまった。
Ralphが私のそばに近づくと威嚇し、その後、猛獣のように飛び掛り、Ralphの咽喉仏や首や耳などに噛み付き、一回噛み付いたら離れない。
止めに入った私の手も噛んでしまうし、毎回血だらけ。
一緒にいると噛まれてしまうから、Ralphは恐くてゲージから出てこなくなり、順番にどちらかをゲージにいれて一人だけ部屋に出すようにせざるをえなくなっていた。

RoiceはRalphがゲージにいて自分が部屋で自由にしてるとおとなしいのに、逆に自分がゲージに入る番になると、馬鹿みたいに甲高くキャンキャン吼えまくって鳴き止まない。
ペット可の住まいだけど、あまりにキャンキャンなかれるとやはり近所が気になり気が気でないから、口輪をRoiceにさせることした。
でも、口輪をしてもモゴモゴ鳴いていて効果なく、かえって口輪を取ろうと鼻をあちこちにこすり付けるから、Roiceの鼻は赤剥けで血がにじみだし、痛々しくなってしまう。
ハンカチを口輪の間に挟んだり工夫したけど、結局はダメ。
Roiceをどうしよう?!Ralphは大丈夫だろうか?!
Roiceとの再開   ~ 第1日目 ~ _c0061862_12101182.jpg
そんな状態が数週間続き、ほとほと困り果てた。。
獣医に相談したところ虚勢手術をすれば男性ホルモンが抑えられるので効果的と言われ手術の予約を入れたとき、実家の両親が新居にやって来たのだ。

当時、数年ぶりに私の住まいを訪れた両親は、私が犬を(それも2匹!)飼っていることを知らず、部屋に来た瞬間の二匹のけたたましい吼え声で硬直。
その後、私がつい開けたゲージから出たRoiceが一目散にRalphめがけて飛び掛って噛み付き、私が二人を引き離している様子に唖然。

簡単に事情を聞きだした母が一言。
『Roiceは一緒に連れて帰るから。』

全てはそこから始まった。
いままで自分の身の処し方に後ろめたさがあった私は、実家とは疎遠にしていた。
両親が東京に来ても会わず、電話もせず、メールもせず、ひどかった。

それが、Roiceが実家に行って以来、Roiceが気になり毎日朝晩に実家に電話&メール。
Roiceは実家で約一週間朝晩24時間鳴きつづけ、医者に「極度の分離不安症」と診断されたとか、やっとRoiceが夜は鳴かなくなってきた、、とか、しょっちゅう状態を聞いていた。

いままで断絶していた両親との関係がRoiceのおかげで、戻った。

Roiceはとてもヤンチャな子で、いつもおっとりしているRalphのオモチャやおやつを取り上げ、自分のものにし、Ralphが取ろうとすると怒る。躾も覚えるのが遅く、いつもRalphの方を見てしぐさを真似していて、落ち着きもなかった。
私はなるべく平等に接しようと思っていたけど、賢くおとなしいRalphの方が可愛かった。。
そもそもRoiceを迎えてはいけなかった。
Roiceが新居に移ってからおかしくなったのは私のせい。
愛情不足だったからだと思う。

実家に移ってからのRoiceは、両親と弟からの愛情を一身に集めて可愛がられており、勝手だとは思うけど、とても嬉しかった。
Roiceを引き取ってもらってから3度目の帰省だけど、やっとRalphと並んで歩けた。
本当に、嬉しかった。

両親って、実家ってありがたいな。。。。
帰省初日からガツンとやられてしまいました。。。
by shione48 | 2005-05-07 23:46 | famille